「こんな世界、いっそなくなった方がマシだ。」 半裸のままで、そう呟く。 そこは、薄汚い世界。 何よりも大切なものは自分で、他人のことなどどうでもよく、 金と権力、地位と名誉、そして悦楽が何よりの遊び。 愛だの恋だのそんな物等所詮、奇麗事でしかなく、 それでも僕は貴方を信じていたんです。 貴方こそはそんな汚い世界でたった一人、僕を愛してくださる方だと、 それなのに――― 「こんな世界、いっそなくなった方がマシだ。」 暗闇の中で、もう一度呟く。 その刹那、 黒い悪魔がニヤリと唇を吊り上げて笑った。 |
| あとがき まだまだ不明…。次からプロローグです。 |